省コスト・環境志向で全国で導入実績多数
集魚灯は現在、メタルハライドランプが主流となっていますが、私たちは青色発光ダイオード(LED)を用いた集魚灯の開発に成功、製造・ご提案・実証試験等を続けてきました。ここでは高木綱業の青色LED漁灯の特徴についてご紹介いたします。
1. 無駄な放射エネルギーを削減。
メタルハライドランプは360°に照射、必要のないところにまで光を放ち、50%以上の無駄なエネルギーが発生してしまいますが、LED漁灯では1方向のみに光を放つため、殆どエネルギーの無駄が発生しません。
2. なぜ、青色なのか? ‒イカの視感度とLEDの波長
イカの視感度(見える光の波長域)を調査・分析すると、イカの反応する波長は次のようになっています。
3. 長寿命でメンテナンスコストを大幅削減。
LEDは長寿命(50,000時間)、メタルハライドランプのような2~3年ごとの球の交換が不要で、メンテナンスコストを大幅に削減することができます。また、大型で重い安定器が不要となります。
4. 省エネで消費燃料コストを大幅(30~50%)削減。
LEDそのものの低消費電力といった特性、また放射エネルギーのカット、魚の可視光に合わせた波長に特化した色の発光等により、大幅に消費燃料をカットすることが可能です。また、長寿命という特性と合わせて、漁灯のランニングコストの大幅な削減を可能とし、漁業の収益性の向上に貢献します。
5. 光害、CO2、騒音などを大幅削減、海と労働環境にやさしい
海の環境汚染の心配がいらず、また就業環境の改善を実現します。不要な光放射による周辺への光害、点灯による温度上昇、紫外線などはほとんどありません。また、燃料が少なく済むことから、CO2の排出量を大幅にカット、また操舵室の騒音も軽減します。
仕様の概要
商品名 | 漁灯LEDパネル |
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寸法 | W255xD34.5xH517(突起部を除く) |
重量 | やく4.3kg(オプション除く) |
供給電圧 | DC33〜55V |
商品名 | 電源ユニット |
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寸法 | W483xD450xH221.5(ラックマウント時) |
重量 | 約18.0kg |
材質 | フレーム:アルミ押出材 カバー:SBCC |
電源 | 単層:85〜264V 47〜63Hz |
出力 | LLFF 4860 DC48V 6000W |
機能 | 電圧調整(35~53V) スロースタート:4段階 遠隔操作:出力電圧 0N/OFF |